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IC5070 2025/7/28
180秒 NBZフィルター使用
95枚スタック
60秒 IRカットフィルター
19枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
デュアルバンドフィルターでは色が面白くないのは分かっているのですが、ブロードバンドでは見えな構造がどれくらい出るのか試してみました。
SHO合成の場合、星の色はR = 0.4*Ha + 0.6*SII, G = 0.4*OIII + 0.3*Ha + 0.3*SII, B =
OIII という謎の数式とSPCCでごまかす事が出来るのですが、デュアルバンドフィルターではやりようが無いので、星だけ別に撮影して合成するという方法を使っています。
もっと星を目立たせても観賞用としては良いのかもしれません。 |
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M57
2025/5/28 BK2にて撮影
180秒 NBZフィルター使用
29枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro,
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
5月28日の作品はどれもパッとしません。
お天気と私の都合が噛み合いません。
なんだか中途半端な写りです。 |
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NGC6995
2025/5/28 BK2にて撮影
180秒 NBZフィルター使用
9枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro,
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
9枚しか使えないという残念な結果でした。 |
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はくちょう座
2025/5/1 BK2で撮影
46枚スタック
EOD6D(改)、carl zeiss Planar85(F1.4)
85㎜F4、ISO3200、90秒 |
次に撮影したはくちょう座はほぼ全コマうっすらと雲に覆われていて輝星が滲んでしまいました。こちらも使えたコマは46枚です。星がボヤボヤになってしまったので本来なら没ですが、天の川は結構綺麗に写ったので残念だったので、画像処理を駆使して星を何とかしました。
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M101
2025/4/30 BK2で撮影
露出180秒 51枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100
オフセット20、フィルタ―無し
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、フィルタ―無し
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
午前中雨が降っていましたが、予報通り午後から晴れ間が出て、日没頃には快晴になりました。気温は低めだった事もあり盛大に結露しました。
機材の結露は対処できても、霧はどうにもなりません。残念ながら最低の撮影条件でした。NINAちゃんが頑張ってオートフォーカスしても値はFWHM>8、当然オフアキの星像が大き過ぎてPHD2がガイドスターを選択できないという状況でしたが、強制的に光る円(w)を指定してガイドさせました。当然ガイドは大荒れ、星像はボテボテ、解像度は最低ですね。 |
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M27 あれい星雲
2025/4/21 BK1にて撮影
M27 IRカット:60秒10枚、NBZ:60秒90枚
トリミングあり
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
M27では星雲はNBZ画像を使いましたが、星用にIRカットフィルターで10枚撮影してSXTで星だけ入れ替える画像処理を行う事にしました。この星用の画像にはM13で見られたような周辺の問題はありません。構図によるのか多数枚撮影によるのかは判断できませんが、星を使うのであればZWOのIRカットフィルターで問題はなさそうです。ありがたい事にM13もM27もフィルタ―無しのフラット画像で補正していますが、GraXpertでカブリを取れば問題なく使えるようです。 |
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M57 リング星雲
2025/4/21 BK1にて撮影
M57 IRカット:60秒10枚、NBZ:30秒85
トリミングあり、3倍拡大
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
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M13 2025/4/21 BK1にて撮影
M13 IRカット:60秒68枚
トリミングあり
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
やはりIRカットフィルターで球状星団を撮影するのは良くないのかもしれません。
単に露出が短いだけかもしれませんが、これまで撮影したM13より星の数が少ない気がします。
IRフィルタ―で撮影すると銀河内の星が増えるという話も聞きますから、球状星団も意外とIRカットフィルターを使わない方が星がにぎやかになるかもしれません。 |
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M51 子持ち銀河
2025/3/23 BK2にて撮影
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20、露出180秒
122枚スタック
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
本当に久しぶりの撮影になりました。
空はあまり良くありませんでしたが一晩撮影出来たのは去年の11月以来という悲しい新潟の星屋です。
SCA260での初めての作品になります。フラット補正でちょっと躓きましたが、対象が小さかったので特に問題はなく仕上げる事が出来ました。その後フラット補正もすっきり解決したのでほっとしましたが、基本的に周辺減光は非常に小さく使いやすい鏡筒です。
星像については35㎜サイズの四隅で多少の収差は認めますがBXTを使えば全く問題ない状態に補正可能です。VC200Lのような不自然なハロが輝星に出る事もなく、イメージサークルが十分広いのでOAGのプリズムの影を気にする必要もなく、1300㎜という焦点距離をF5の明るさで周辺まですっきりした画像が得られます。
解像度に関しては、大気の状態の影響は大きいでしょうが、少なくともこれまで私が使っていたどの鏡筒よりも高解像度のM51なので、光学的な不具合とかはなさそうです。
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りゅう座のトリオ銀河
2025/2/27 BK2にて撮影
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20、露出180秒
22枚スタック
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影 |
これが最初の作品になるはずだったのですが、お天気に恵まれずほとんどが没になりました。
その後画像処理ではフラットが合わず諦めていましたが、フラット補正が合うようになったのでやり直しました。
枚数は少ないですが、写りとしては良い方です。
フラット補正に使用するフラット画像にどういう違いがあるのか興味があったので、同じフラット画像を新旧のBiasとDarkでそれぞれ処理してマスターフラットを作成し、数値的比較しましたが何が悪いのか良く分かりませんでした。
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