デジタル撮影画像処理のことです

2021年に入り、雪がとければ星見櫓BKに階段が付きます。それに伴い、10年以上漫然と淡々と撮影していましたが、機材の更新、制御系のソフトの更新を進める事にしました。
技術の進歩は凄いですね。完全に乗り遅れた、機材とソフトと私の頭をアップデートするのは大変です。                                 2021.3.10

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 NGC2392 2024/11/03撮影 等倍
LRGB = 35:17:17:19

VC200L, 1800mm F9, Atik383L+ -10℃
露出60秒
Newアトラクス赤道儀(K-astec改)
ASI220mm-miniオフアキシスガイド,
NINA PHD2
 VC200L、F1800mmの撮影は非常に面倒です。風や大気の状態にも大いに影響を受けるのでいつもと同じように撮影したからといって同じ結果にはならない所が歯がゆいです。
 
 2024/11/3
オリオン座の星雲 モザイク合成
北:南=40:53

Borg77EDII+レデューサF4DG
ASI6200MCPro、ゲイン100、オフセット20
露出180秒
AM5赤道儀+ASI120MM-mini、PHD2、NINA
 
 
 2024/11/3  M45と周辺の分子雲

Borg77EDII+レデューサF4DG
ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20, 露出180秒
55枚スタック
AM5赤道儀+ASI120MM-mini、PHD2、NINA
 
 
 NGC660 トリミング 2024/10/26
LRGB = 35:17:17:19

VC200L, 1800mm F9, Atik383L+ -10℃
露出300秒
Newアトラクス赤道儀(K-astec改)
ASI220MM-miniオフアキシスガイド,
NINA PHD2
 
 
 M33 2024/10/26 トリミング
LRGB+Ha =44:26:28:28 + 66

R200SS+コマコレクターHP、F3.8 760㎜
ASI2600MMPro Gain=100、Offset=20,
露出180秒
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)+
ASI120MM-mini、NINA PHD2
 
 
 IC1848 2024/10/25 BK2にて撮影
SII:Ha:OIII = 33:34:32

R200SS+コマコレクターHP、F3.8 760㎜
ASI2600MMPro Gain=100、Offset=20,
露出180秒
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)+
ASI120MM-mini、NINA PHD2
 
NGC281 2024/10/11 パックマン星雲

SII:Ha:OIII = 41:37:41,
R200SS+コマコレクターHP,F3.8 760㎜
ASI2600MMPro Gain=100, Offset=20
露出180秒

AM5赤道儀(カウンターウェイト付)
NINA PHD2
 
Sh2-126, LBN437 2024/10/9
とかげ座の星雲

Borg77EDII+レデューサF4DG ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20, 露出180秒
52枚スタック
AM5赤道儀+ASI120mm-mini、PHD2、NINA
 
IC2087付近の分子雲, 2024/10/11
おうし座分子雲)

Borg77EDII+レデューサF4DG ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20, 露出180秒
90枚スタック
AM5赤道儀+ASI120mm-mini、PHD2、NINA
 
M76 2024/10/1, 10/5
小あれい星雲 トリミングあり 

L:R:G:B=69;19:22:19
VC200L, 1800mm F9, Atik383L+ -10℃ 60秒
AM5赤道儀 (カウンターウェイト付)
ASI220mm-mini オフアキシスガイド, NINA PHD2にて撮影
 

2024/10/26

2024/10/26
M1、2024/10/5、10/9、10/26

L:R:G:B:Ha = 42:42:41:40:35

VC200L, 1800mm F9
Atik383L+ -10℃ LRGB: 60秒、Ha:300秒
AM5赤道儀 (カウンターウェイト付)
ASI220mm-miniオフアキシスガイド, NINA PHD2にて撮影
 最初Haも60秒の画像を使ったのですが、全く役に立たなかったので、5分露出としました。理屈では60秒で200枚のような露出でも同じなのですが、実際には1枚の露出を延ばした方が良い結果になるのは淡い画像では顕著です。

PixInsightのCombine Ha with RGBで、完成したLRGB画像にHaを追加しましたが、このスクリプトは何も面倒な処理をしなくても綺麗にHaをRとBに合成してくれるので便利です。
NGC7662
青い雪だるま星雲(3倍)

LRGB=18:18:16:15
VC200L, 1800mm F9, Atik383L+ -10℃ 60秒
AM5赤道儀 (カウンターウェイト付)
ASI220mm-miniオフアキシスガイド, NINA PHD2にて撮影
 
IC351 2024/10/09
小さい星雲(2倍ドリズル)

LRGB=16:16:16:15
VC200L, 1800mm F9, Atik383L+ -10℃ 60秒
AM5赤道儀 (カウンターウェイト付)
ASI220mm-miniオフアキシスガイド, NINA PHD2にて撮影
 
 
WR-134 白鳥座 2024.9.4 BK2にて撮影
SII:Ha:OIII=49:47:48 SHO合成





R200SS+コマコレクターHP F3.8 760㎜ 
ASI2600MMPro
Gain=100 Offset=20、露出180秒 
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)
NINA PHDにて撮影
 
 
IC348, NGC1333周辺のモヤモヤ 
2枚モザイク合成 BK2にて撮影

Borg77EDII+レデューサF4DG
ASI6200MCPro、ゲイン100、オフセット20
露出180秒、96枚、80枚
VixenGPD赤道儀+EQ5GotoSystem
PHD、NINA
 
 
M31 アンドロメダ銀河 2024.9.4
BK1にて撮影

Borg77EDII+レデューサF4DG、330㎜、F4.3
ASI6200MCPro、ゲイン100、オフセット20
露出180秒、36枚
VixenGPD赤道儀+EQ5GotoSystem
PHD、NINA
 
 
NGC7380、Sh2-142
魔法使い星雲

SII:Ha:OIII=34:32:34 SHO合成

R200SS+コマコレクターHP
F3.8 760㎜ 
ASI2600MMPro Gain=100
Offset=20、露出180秒 
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)
NINA PHD2にて撮影
 
 
IC1396、Vdb142 象の鼻星雲

SII:Ha:OIII = 16:17:16 SHO合成



R200SS+コマコレクターHP
F3.8 760㎜
ASI2600MMPro Gain=100 
Offset=20, 露出180秒
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)
NINA PHD2にて撮影
 
 
Sh2-132 ライオン星雲
ケフェウス座
SII:Ha:OIII=30:27:26
2023/7/27 BK2にて撮影

VixenR200SS+コマコレクターHP
(F3.8 760mm)、ASI2600MMPro
ゲイン100、露出180秒
AM5赤道儀、NINA2にて撮像
PHD2(PPec)
 
 
NGC7635 シャボン玉星雲 2024/6/14、 8/1


R200SS+コマコレクターHP F3.8 760㎜ ASI2600MMPro Gain=100 Offset=20
露出180秒 Ha:22枚 OIII:26枚 HOO合成(上)
SII31枚 SHO合成(下)
AM5赤道儀(カウンターウェイト付) NINA PHD2にて撮影
 最近、デジタルマジックにコメントを殆ど入れなくなってしまいました。最大の原因は昔のように「工夫」することが無くなってしまったからです。PixInsightにAI処理が導入されて以降、パラメータの設定を試行錯誤したり、Photoshopでレイヤーやマスク処理を試行錯誤したりという事がありません。

覚え書きがいらなくなってしまいました。

WBPPかFBPPから出力された画像を、GraXpertとかGradientCorrectionでカブリや周辺減光を補正し、SHOなら星像用の疑似RGB画像を作成、BXTでDeconvolutionして星像と星雲構造の復元、RGB画像ならSPCC(BXTとSPCCの順番は臨機応変に)、SHOなら疑似RGB画像をSPCCしてからBXT(ImageSolverしないとダメですね)、SXTで星雲成分を捨てて星だけの画像としてノンリニア処理と彩度の調整を行います。
 
Sh2-101 チューリップ星雲
2024/6/14、 8/1 


R200SS+コマコレクターHP F3.8 760㎜ ASI2600MMPro Gain=100 Offset=20
露出180秒 Ha:32枚 OIII:32枚 HOO合成(上)
SII28枚 SHO合成(下)
AM5赤道儀(カウンターウェイト付)
NINA PHD2にて撮影
 
 
M16 創造の柱
2024/6/11、8/1


R200SS+コマコレクターHP F3.8 760㎜ ASI2600MMPro Gain=100 Offset=20
露出180秒 Ha:26枚 OIII:16枚 HOO合成(上)、

SII19枚 SHO合成(下)
AM5赤道儀 NINA 
PHD2にて撮影
 
 
 2024/10/23

5/14と5/17のやり直しと
BXT後の周辺星像
 今年の春撮影したcarl zeiss Planar85(F1.4)の作品をやり直してみました。
それは春の時点と比較して、私の画像処理技術が向上したからです。

1,GraXpertとGradientCorrectionの使い分けが上手くなった
2,SXTのLargeOverlapを積極的に使うようにした
3,星野写真ではSPCCのAutomaticLimitMagnitudeを使わずに自分で適当な光度設定するようにした
4,HGSの使い方が上手くなった

ようやくAI系GraXpertとGradientCorrectionを上手く使い分けられるようになりました。これが最も重要だと思います。
 
2024/5/17 BK2似て撮影
天の川中心付近

carl zeiss Planar85(F1.4)F4、ASI6200MCPro,
Gain100, Offset20, 120sec. 60枚スタック
VixenGPD+EQ5goto system, NINA, PHD2
PixInsightでBXTが使えるようになり、昔のカメラレンズがどの程度の星像になるかを試したくなりました。

35㎜サイズではASI6200の素子サイズでは誤魔化しようのない酷い周辺星像なのですが、かなり強引な処理でこの程度のサイズなら何とかなる(なってない気もしますが)ことが確かめられました。

天の川の星が密な領域でSXTを使うと当然ながら星の分離が難しく、加えてBXTで無理に補正された星の場合は汚い痕跡が残ってしまいます。それをインチキして(よく言えば工夫して)目立たなくする作業が必要なので、実用性という点は、オールドレンズはお勧めできないです。
 
2024/5/14 BK2にて撮影
はくちょう座の散光星雲


carl zeiss Planar85(F1.4)F4、ASI6200MCPro, Gain100, Offset20, 120sec. 71枚スタック
VixenGPD+EQ5goto system, NINA, PHD2
 
 
2024/5/9 BK1にて撮影
M20,三裂星雲
露出300秒、28枚スタック

VC200L(1280㎜ F6.4)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20

オフアキシスガイダー(三ツ星製)、ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s、PHD2、NINA2にて撮影
 
 
2024/5/9 BK1にて撮影
M13
露出180秒、18枚スタック

VC200L(1280㎜ F6.4)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20

オフアキシスガイダー(三ツ星製)、ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s、PHD2、NINA2にて撮影
 
 
2024/5/9 BK1にて撮影
M101
露出300秒、18枚スタック

VC200L(1280㎜ F6.4)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20

オフアキシスガイダー(三ツ星製)、ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s、PHD2、NINA2にて撮影
 
 
2024/4/10 BK2にて撮影
北天の分子雲 
Nikkor58mm、F2.2程度、ASI6200MCPro、Gain100、Offset20
露出120秒、105枚
VixenGPD赤道儀+EQ5gotosystem、NINA、PHD2
 
 
2024/4/12 BK2にて撮影
アンタレス付近の散光星雲
Nikkor58mm、F2.2程度、ASI6200MCPro、Gain100、Offset20
露出120秒、101枚
VixenGPD赤道儀+EQ5gotosystem、NINA、PHD2
 Nikkor58mmF1.4は元々あまり星野写真に向いていません。F2程度では使い物にならない星像なのですが、BXTで誤魔化せるかどうかを試しました。

結果は「ダメ」でした。天の川部分のBXTの補正痕を修正する事が出来ません。やはりこのレンズはF4程度まで絞らなければならないようです。
 
M78星雲
2024/1/11

23枚スタック

VC200L(1800㎜ F9)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20、300秒

オフアキシスガイダー(三ツ星製)
ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s
PHD2、NINA2にて撮影
 
 
NGC1333
2024/1/11

17枚スタック トリミング


VC200L(1800㎜ F9)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20、300秒

オフアキシスガイダー(三ツ星製)
ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s
PHD2、NINA2にて撮影
 
 
M106
2024/2/12


59枚スタック トリミング


VC200L(1800㎜ F9)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20、300秒

オフアキシスガイダー(三ツ星製)
ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s
PHD2、NINA2にて撮影
 
 
りゅう座トリオ銀河 NGC5981/NGC5982/NGC5985 2024/2/12
36枚スタック トリミング

VC200L(1800㎜ F9)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20、300秒

オフアキシスガイダー(三ツ星製)
ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s
PHD2、NINA2にて撮影
 
 
しし座トリオ銀河
M65 M66 NGC3628
2024/2/13

27枚スタック

VC200L(1800㎜ F9)、ASI6200MCPro
フィルター無し、ゲイン100
オフセット20、300秒

オフアキシスガイダー(三ツ星製)
ガイドカメラASI220MMmini
アトラクス赤道儀+AGS-1s
PHD2、NINA2にて撮影
 
 
さそり座付近
2024/2/10

NikonZ8
Nikkor58mmF1.4G(F2.8)、ISO6400、露出20秒
26枚スタック

EQ5+AGS-1L 
オートガイド無し、
あるいはノータッチ追尾