デジタル撮影画像処理のことです

2021年に入り、雪がとければ星見櫓BKに階段が付きます。それに伴い、10年以上漫然と淡々と撮影していましたが、機材の更新、制御系のソフトの更新を進める事にしました。
技術の進歩は凄いですね。完全に乗り遅れた、機材とソフトと私の頭をアップデートするのは大変です。                                 2021.3.10

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NGC2174 モンキー星雲 
2025/12/19

AskarCM 6nm D1:21、D2:21

SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、露出180秒
ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
2025/12/19

年内最後の撮影になるかもしれないと意気込んで撮影準備をしましたが、空は悪いし雲は通過するし、散々な結果でした。
3枚とも撮影した半数程度しか使えなかったので、満足な画像にはなっていませんが、とりあえず今年の成果に加えたいと思います。
 
IC344 クラゲ星雲
2025/12/19

AskarCM 6nm D1:20, D2:18

SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、露出180秒
ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
デュアルバンドフィルターはカラーCMOSカメラでナローバンド撮影が出来るのでとても便利なのですが、輝星にハロが出る製品が多いようです。これを手間をかけずに綺麗に除去する方法を考えているのですが、Photoshopの生成塗りつぶしを使う方法が一番良いように思います。手作業で範囲を決めて色調や輝度を調整するよりずっと簡単です。生成されたハロの裏側が真実ではない事は、観賞用写真なら良しとしたいところです。

 
ヘッドホン星雲、PK164+31.1
2025/12/19

AskarCM 6nm D1:19, D2:15

SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、露出180秒
ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
 
 

50%

等倍
NGC2359 トールの兜星雲
2025/11/29

露出180秒、D1:42, D2:43

SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20
ZWO AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
作品としては、等倍画像をもうちょっと広い画角にした方が良いですね。大きくなり過ぎるので、多少縮小して完成品を作ろうと思います。 

この画像はフォトショップ上でTopazDenoiseAIを使った処理を行っても、左の等倍画像程度で、シャボン玉星雲のような効果を認めません。それなりに良くはなるのですが、「噓でしょ~!」というような結果を出してくれません。それが良いかどうかは別にして、画像によってどうしてこれ程効果に差があるのか、むしろそこに興味があるのです。

あと今回の完成画像とした、50%画像と一番下の画像を比較すると、兜周辺の赤く淡い領域の写りに大きな差があります。これはGHSのやり方ひとつですが、50%の方では周辺の画質を重視してあまり切り詰めないようにして、ちょっと大人のストレッチに留めているためです。
 

等倍
IC1396 象の鼻星雲
2025/11/29

露出180秒、D1:31, D2:30

SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20
ZWO AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
 象の鼻は暗い部分ですし露出時間が少ないので、等倍には無理があります。これはIC1396の一部としてさらっと終わりにしたいと思います。

最近、経験上学んだ事の一つに、ナローバンドで淡い対象を撮影する時、露出時間が多いほど解像度が上がるという事です。これは細かい部分がより詳細にという事ではなく大きな構造がより鮮明にあるいは見えない構造が浮かび上がってくるということです。昔はこのIC1396自体も淡い星雲だったと思うのですが、最近の感覚では象の鼻星雲と言われる部分を詳細に描写するためにはIC1396は飽和する程度の露出が必要と感じるようになりました。
 

Melotte15
IC1805, Melottte15
2025/11/22




Askarカラーマジック デュオ-ナローバンド 6nm(MC6nm)

D1:Ha/OIII 30 枚スタック
D2: SII/OIII 30枚スタック


SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、露出180秒
ZWO AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
 ハートの中心部分は輝度が非常に高いので周辺に合わせると飽和してしまいMelotte15は埋もれてしまいます。



これはこれで面白い画像だとは思うのですが、目標を飽和させないように画像処理するとハート星雲としては見栄えが悪いです。画像処理でどうにでも合成は出来ますが、ネット上ではむしろ別々に楽しんだ方が良さそうです。

一番下のMelotte15は50%より若干等倍に近い縮尺です。私としては真ん中の感じが一番好きなのですが、Melotte15とした1番下の画角が一般的です。星はあえて大きめに明るく処理してクリスマスツリー感を出そうと考えました。コーン星雲の辺りより、クリスマスツリー感があるように感じるのは私だけでしょうか。

この画像はTopazDenoiseAIでかなり劇的な効果が出ています。「噓でしょ~!」という感じですが、私はそれが好きです。別に科学的写真ではないので、観賞用としては楽しいと思います。残念ながら比較するハッブル宇宙望遠鏡の画像を見つける事が出来なかったので、どの程度本当なのかは分かりません。
D1:86, D2:85
D1:50, D2:50
 
M1
2025/11/22, 11/29

AskarCM6nm



SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、露出180秒

ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影
29日は22日よりかなり良い空で星像も小さくなりましたが、さすがに30枚程度では22日の画像を越えるほどにはならなかったので、全部合わせて再合成しました。色調はR:G:B =SII, Ha, OIIIで一般的な組み合わせですが、GをRに寄せるような処理をしていないので、凄いネオンカラーです。
ナローバンドで撮影したかに星雲はHSOで処理したり、SHOでも色調を大きく変更しているものをよく見ます。その方がRGBに近い感じになりますが、私としてはRGB合成した時点で、R成分の偏在と明瞭さが面白いと思ったので、Ha領域をGのままにして仕上げました。

今回使用したAskar ColorMasicDuo 6nmはD1:Ha+OIII, D2:SII+OIIIの2枚組でここから得られた2枚の画像をPixInsightのスクリプトDBXTractを使用して、Ha, SII, OIIIの3画像として通常のナローバンド撮影と同じように処理する事が可能です。


これも露出を増やすことで解像感は向上しています。ハッブルの画像を見ると星雲の周辺は刷毛で描いたような、悪く言えばゾウリムシの繊毛ような繊細な構造があるのですが、TopazDenoiseAIを使ってもこの程度の露出ではほど遠いです。というか、果たして露出を増すとこれ以上向上するのか、それを確かめたいです。

80枚
 

179枚

ハイコントラスト

等倍
Sh2-224 2025/10/29 


SCA260V2(F5, 1300mm)、ASI6200MCPro, NBZフィルタ―
ゲイン100、オフセット20
露出300秒
合計80枚スタック

星像はIRカットフィルター
60秒20枚スタック

ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影



2025/11/16
179枚スタック
星はNBZフィルターの画像を使用
 星像を別に撮影しましたが、総露出不足で鑑賞に耐える画質になっていないので、星だけRGB画像に替えてもあまり効果はありません。少なくとも後100枚欲しいです。年内新潟で撮影チャンスがあれば撮り足ししたいです。

と書いて、2週間・・・

何と奇跡的に撮り足し出来ました。倍以上の露出になるとパッと見た感じでも明らかに違います。ハイコントラストにすると星が綺麗ですが、ちょっと煩いです。可視光では星が多過ぎて星雲が良く写りませんからこの方が良いかもしれません。

今回NBZフィルタ―の輝星に出るハロをフォトショップの生成塗りつぶしで除去しています。方法はいたって簡単です。SXTで星を除外した画像でストレッチを行い、星雲部分の画像処理を完了します。その画像をTiff変換してフォトショップで読み込み、ハロと思われる部分を選択して生成塗りつぶしを行います。出力された画像の中から背景の淡い星雲構造が破綻なくつながる画像を選択して、星の画像を合成すれば完成です。問題はハロの中にある構造はAIが作り出したものになってしまうと言う事で、これは鑑賞用としても「ちょっとどうかな?」という部分だと思います。手作業でハロを消していく方法でその中にある構造が維持されているかどうかも怪しいですけどね。

さて、このデジタルマジックというタイトルで2008年から撮影した画像の処理について工夫した事や苦労した事を書いてきましたが、ここ数年書く事がありません。それはやっている処理が固定してしまって何も考えず工夫せず機械的に画像処理シーケンスをこなしているからです。確かにPixInsightに新しいプロセスやスクリプトが追加されるとそれを使った試行錯誤は行っていますが、それをここに書くのも面倒臭いという感じになっています。何故なら私が考えた事でも工夫した事でもなく既成のソフトをどう使いこなすか、あるいは使わないかを判断しているだけだからです。

私の中では何となく、フィルム時代の「撮影が全て」という感覚に戻りつつある気がします。画像処理で何とか出来るギリギリを、AIの恩恵でボタン1つの処理として手に入れる事が出来てしまったので工夫も何もありません。結果はその日の空と露出時間という感じに戻っています。フラット補正は別にして、昔と違うのはピントやオートガイドや構図も人間の手を離れてしまっている事です。画面上で設定してしまえば後は見ているだけです。ナイフエッジを動かしてピントを決めたり、星図を頼りに肉眼では見えない星雲の構図を整えたり、周囲の闇の気配に怯えながらガイド鏡を注視してコントローラーを操作したりする事はありません。炬燵(夏は冷房が効いた部屋)で動画を見ながらNINAちゃんの画面をチェックしているだけです。時々「反転頑張ってねー」とかNINAちゃんに声を掛けたりはしますけどね。

これって、「何やってるの?」という気分になる事もあります。そんな時はBKに出て8倍の双眼鏡で星空を眺めて大気の状態を目で確認するようにしています。目の解像度と感度は加齢に伴ない大幅に低下してしまっていますが、それでもカシオペア座の2重星団、アンドロメダ大銀河、冬の天の川も何とか分かります。若い頃は満天の星空を見るとレンズ以外の場所に降り注ぐ光子が勿体なくて、あれもこれも全部集めたいと思ったものですが、最近はそんな風にも感じなくなりました。最後は名人伝的な終わり方なんですかね~、星空を見上げて「この空だったらこんな風に写る」で終わってしまうだけの天体写真・・・
 

111枚

77枚

39枚
Abel85 CTB1 2025/9/15, 9/17
10/22

SCA260V2(F5, 1300mm)、ASI6200MCPro, ゲイン100
オフセット20、露出300秒
合計111枚スタック
ZWO AM5赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影
 数は力、露出時間が増えると淡い部分の形がはっきりしてきます。バブル内の構造も解像されていて来ることが分かります。勿論BXTの力を借りてという事はありますが、枚数が増えると淡い対象の構造が見えてくるというのは面白いです。
 
NGC7293 らせん星雲 2025/9/26





SCA260V2(F5, 1300mm)、ASI6200MCPro, ゲイン100
オフセット20、露出300秒
31枚スタック
New Atlux赤道儀
OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影
 同じ元画像ですが、GHSの使い方で色調が変わってしまいます。

GHSは自由度が高く非常に便利ですが、失敗すると階調が損なわれたり、色調が変わったり、やるたびに結果が異なり再現性が低い気がします(私が未熟なだけ?)

今回はブロードバンド撮影ですが、HOO画像ではもっと解像度が増すようです。次回はナローバンドで挑戦しようと思いますが、新潟でこの高度の南天の対象は撮影チャンスも1晩の露出時間も限られます。かなりハードルは高いです。
 
M42 2025/9/26

SCA260V2(F5, 1300mm)、ASI6200MCPro, ゲイン100
オフセット20、露出180秒
10枚スタック
New Atlux赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影
薄明開始までの残り時間で撮影しました。撮影が終わる頃ようやく雲が切れてスッキリしてきました。

明るい星雲なので写る事は写りましたが、薄雲があり輝星はぼけぼけです。M42は非常に明るい星雲ですが、それだけにどのように画像処理するかは、個人の好みが分かれる星雲です。HDRのように超高輝度部分から星雲周辺までを256階調に収めた作品も多いですが、私としてはこの程度が限界でこれ以上高輝度部分を意識してしマスクしてしまうと不自然に感じてしまいます。

 

15枚

55枚

NGC1333

2025/9/26
300秒、15枚、フィルターなし
New Atlux赤道儀





2025/10/25
300秒、55枚、フィルターなし
ZWO AM5赤道儀

SCA260V2(F5, 1300mm)、ASI6200MCPro, ゲイン100
OAG(ASI220MMmini)、PHD2
NINAにて撮影
9/26
雲間からようやく15枚という感じで、非常に透明度は悪かったです。
それでも形にはなりました。解像度が全くありませんが、色は結構出ています。



10/25
深夜まで曇っていましたが、日付が変わる頃に快晴になり薄明まで晴れていたようです。
合わせて70枚としても良かったのですが、Blinkで比較してみるとあまりに透明度に差があったのでやめました。55枚で同様に中心部をトリミングすると、色調とか淡い部分より、解像度が歴然と違う事が分かります。やはりある程度明るさがある場合も、淡い場合も、枚数は解像度に大きく関係するようです。

数=力ならぬ、露出時間=解像度という感じです。

NGC1333は一番下の周辺分子雲の中にぽちっと表現した方がそれっぽい感じがします。この星雲部分だけを切り出すと解像度勝負になってしまうので、小口径では思うように表現できません。
 
M33 2025/8/22 BK2にて撮影

180秒 フィルターなし 50枚スタック










NGC7635、しゃぼん玉星雲 2025/8/22 BK2にて撮影

SCA260V2(F5, 1300mm)
180秒 フィルターなし 61枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20
New Atlux赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影

 この2つの作品、私にしてはストレッチの加減が弱いです。最近1300㎜で撮影するようになって、画面全体を使わずに一部分だけを切り出すという作り方もあるのかなと思い、M33は中心部、しゃぼん玉星雲はM52を捨ててしゃぼん玉だけで作ってみようと考えたのです。

全体は全体で仕上げて、クローズアップする部分はそこだけで別に処理するという方法をとれば1粒で2度おいしいという事に出来るので、撮影チャンスの少ない新潟ではうまい方法かも知れません。

M33全体で
こういう画像を作ると、クローズアップには向きませんが、左の捉え所がないぼんやりした星雲よりは、しっかり写っているように見えます。好みの問題もあると思うのでどちらが正解という事ではなく、、色々なゴールがあるな~と言う事だと思う訳です。

みんなちがって、みんないい

最近の撮影システムの進化や画像処理の進歩で、これが頂点とかこれが正解という事にあまり魅力を感じなくなっているのかもしれません。




シャボン玉星雲は画角によって全て圧縮方法が違います。GHSで上手くいくとナローバンドのような構造が浮き出てきます。
 
Sh2-101 チューリップ星雲 2025/8/31

180秒、23枚スタック
NBZフィルター使用
SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
New Atlux赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
 テスト撮影のために設営しましたがお天気に恵まれず、枚数は少ないです。
 IC5070  2025/7/28  
180秒 NBZフィルター使用
95枚スタック

60秒 IRカットフィルター
19枚スタック

SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 デュアルバンドフィルターでは色が面白くないのは分かっているのですが、ブロードバンドでは見えな構造がどれくらい出るのか試してみました。

SHO合成の場合、星の色はR = 0.4*Ha + 0.6*SII, G = 0.4*OIII + 0.3*Ha + 0.3*SII, B = OIII という謎の数式とSPCCでごまかす事が出来るのですが、デュアルバンドフィルターではやりようが無いので、星だけ別に撮影して合成するという方法を使っています。

もっと星を目立たせても観賞用としては良いのかもしれません。
 
vdB152 2025/6/18
19枚スタック

SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
IRカットフィルター装着
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影
大失敗です。
枚数が少ないのはお天気のせいですが、IRカットフィルターを装着した状態で撮影してしまいました。
安かったのでZWOのIRカットフィルターを購入したのですが、この光学系では周辺が凄い事になってしまいます。専用にフラット画像を作ったら何とかなるのかもしれませんが、星画像だけ抽出するなら何とかなります。

NBZフィルタ―を使用する時に、星用の画像を撮影するために用意しました。OAGのフォーカスがズレないようにするための物なので、単純にクリアフィルタ―の方が良かったかもしれません。
M57
2025/5/28 BK2にて撮影

180秒 NBZフィルター使用
29枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro,
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
5月28日の作品はどれもパッとしません。
お天気と私の都合が噛み合いません。

なんだか中途半端な写りです。
NGC6995
2025/5/28 BK2にて撮影

180秒 NBZフィルター使用
9枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro,
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 9枚しか使えないという残念な結果でした。
アンタレス付近
2025/5/1 BK2で撮影
45枚スタック
EOS6D(改)、carl zeiss Planar85(F1.4)
85㎜F4、ISO3200、90秒

はくちょう座
2025/5/1 BK2で撮影
46枚スタック
EOS6D(改)、carl zeiss Planar85(F1.4)
85㎜F4、ISO3200、90秒
半分ぐらい雲の通過で没になり45枚のスタックですが、まあ何とか写りました。構図が傾いているのはカメラを乗せたプレートが小さくてこれ以上傾けることが出来なかったので仕方なく・・・







次に撮影したはくちょう座はほぼ全コマうっすらと雲に覆われていて輝星が滲んでしまいました。こちらも使えたコマは46枚です。星がボヤボヤになってしまったので本来なら没ですが、天の川は結構綺麗に写ったので残念だったので、画像処理を駆使して星を何とかしました。

M101
2025/4/30 BK2で撮影

露出180秒 51枚スタック
SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100
オフセット20、フィルタ―無し
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 SCA260V2、ASI6200MCPro, ゲイン100、オフセット20、フィルタ―無し
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)、PHD2、NINAにて撮影

午前中雨が降っていましたが、予報通り午後から晴れ間が出て、日没頃には快晴になりました。気温は低めだった事もあり盛大に結露しました。

機材の結露は対処できても、霧はどうにもなりません。残念ながら最低の撮影条件でした。NINAちゃんが頑張ってオートフォーカスしても値はFWHM>8、当然オフアキの星像が大き過ぎてPHD2がガイドスターを選択できないという状況でしたが、強制的に光る円(w)を指定してガイドさせました。当然ガイドは大荒れ、星像はボテボテ、解像度は最低ですね。
 
M27 あれい星雲 
2025/4/21 BK1にて撮影


M27 IRカット:60秒10枚、NBZ:60秒90枚
トリミングあり

SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 M27では星雲はNBZ画像を使いましたが、星用にIRカットフィルターで10枚撮影してSXTで星だけ入れ替える画像処理を行う事にしました。この星用の画像にはM13で見られたような周辺の問題はありません。構図によるのか多数枚撮影によるのかは判断できませんが、星を使うのであればZWOのIRカットフィルターで問題はなさそうです。ありがたい事にM13もM27もフィルタ―無しのフラット画像で補正していますが、GraXpertでカブリを取れば問題なく使えるようです。
 
M57 リング星雲 
2025/4/21 BK1にて撮影


M57 IRカット:60秒10枚、NBZ:30秒85
トリミングあり、3倍拡大

SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 
 
M13 2025/4/21 BK1にて撮影

M13 IRカット:60秒68枚
トリミングあり

SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 やはりIRカットフィルターで球状星団を撮影するのは良くないのかもしれません。
単に露出が短いだけかもしれませんが、これまで撮影したM13より星の数が少ない気がします。

IRフィルタ―で撮影すると銀河内の星が増えるという話も聞きますから、球状星団も意外とIRカットフィルターを使わない方が星がにぎやかになるかもしれません。
2025/12/5再処理


M51 子持ち銀河 
2025/3/23 BK2にて撮影


SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20、露出180秒、122枚スタック
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
本当に久しぶりの撮影になりました。
空はあまり良くありませんでしたが一晩撮影出来たのは去年の11月以来という悲しい新潟の星屋です。
SCA260での初めての作品になります。フラット補正でちょっと躓きましたが、対象が小さかったので特に問題はなく仕上げる事が出来ました。その後フラット補正もすっきり解決したのでほっとしましたが、基本的に周辺減光は非常に小さく使いやすい鏡筒です。

星像については35㎜サイズの四隅で多少の収差は認めますがBXTを使えば全く問題ない状態に補正可能です。VC200Lのような不自然なハロが輝星に出る事もなく、イメージサークルが十分広いのでOAGのプリズムの影を気にする必要もなく、1300㎜という焦点距離をF5の明るさで周辺まですっきりした画像が得られます。

解像度に関しては、大気の状態の影響は大きいでしょうが、少なくともこれまで私が使っていたどの鏡筒よりも高解像度のM51なので、光学的な不具合とかはなさそうです。

12月に再処理しましたが、2枚を比較してみるとコントラストやエッジが強調されているだけで、根本的な解像度に違いは無いです。
 
ふくろう星雲M97とM108
2025/3/23

SCA260V2 SI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
露出180秒
180秒 7枚スタック NBZフィルター使用
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
テスト撮影のために設営しましたがお天気に恵まれず、枚数は少ないです。
 
しし座のトリオ銀河 M65、M66、NGC 3628 2025/2/27

SCA260V2、SI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20
露出180秒
 180秒 9枚スタック
AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 テスト撮影のために設営しましたがお天気に恵まれず、枚数は少ないです。
りゅう座のトリオ銀河 
2025/2/27 BK2にて撮影


SCA260V2、ASI6200MCPro
ゲイン100、オフセット20、露出180秒
22枚スタック

AM5赤道儀+OAG(ASI220MMmini)
PHD2、NINAにて撮影
 これが最初の作品になるはずだったのですが、お天気に恵まれずほとんどが没になりました。
その後画像処理ではフラットが合わず諦めていましたが、フラット補正が合うようになったのでやり直しました。
枚数は少ないですが、写りとしては良い方です。

フラット補正に使用するフラット画像にどういう違いがあるのか興味があったので、同じフラット画像を新旧のBiasとDarkでそれぞれ処理してマスターフラットを作成し、数値的比較しましたが何が悪いのか良く分かりませんでした。