2020年分
ぎょしゃ座中心部 2020/11/16 120秒 21枚スタック EOS6D改造機、Nikkor AiS180ED F2.8S、F4、ISO3200 VixenGPD改造機、M-GENにてオートガイド+ディザリング |
シリウスが昇るまで撮影しました。 構図が悪いですね。IC405とIC410を中心にしてしまいました。もう少し北東を中心にした方が収まりが良かったと思います。ただ枚数も少ないので淡い北東部分の星雲を入れても上手く処理できなかったかもしれません。 |
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Sh2-308周辺 2020/11/17 120秒 106枚スタック EOS6D改造機、Nikkor AiS180ED F2.8S、F4、ISO3200 VixenGPD改造機、M-GENにてオートガイド+ディザリング |
結局16日分を使わずに処理した方が綺麗になりました。 改造デジタル一眼でネビュラフィルターや光害カットフィルターを使わずに撮影すると こんな感じになるという参考ですね。17日は16日と比較して空は良かったですが、ピントは16日の方が極まっていました。老眼でピント合わせの精度が落ちています。カメラの液晶画面をルーペで拡大してエイヤッ!っと合わせるのもそろそろ限界です。BK++計画が完了したらパソコンつないでFWHM測定しながら合わせないと駄目ですね。 |
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カリフォルニア星雲、IC348、NGC1333周辺 2020/11/17 東側 120秒 58枚スタック 西側 120秒 77枚スタック EOS6D改造機、Nikkor AiS180ED F2.8S、F4、ISO3200 VixenGPD改造機、M-GENにてオートガイド+ディザリング |
ブログより若干彩度を落としました。東側の画像が西と比べて貧弱でバランスが悪いです。35㎜サイズのカメラだと、180㎜の画角はモザイク合成するのが大変です。別日に同じ高度付近で撮影した方が整うと思います。11月の新月期は良く晴れました。新潟では年内これで最後でしょうか。これからがシーズン本番の太平洋側の方が羨ましいです。 | ||
リゲル周辺 2020/9/28 120秒45枚スタック M42周辺 2020/11/12 120秒61枚スタック EOS6D改造機、Nikkor AiS180ED F2.8S、F4、ISO3200 VixenGPD改造機、M-GENにてオートガイド+ディザリング |
M42は10月に撮影した時には全く使い物になりませんでした。今回は若干ピントが外れていますが、空は良かったようで良い写りです。リゲル周辺は霧か薄雲の影響で星が滲んでしまったのですが、それなりに淡い部分まで写っていたので輝星のボケを胡麻化して何とか使いました。つないでみると、やはり左右の星の大きさが違いすぎますね。色調やコントラストも何となくすっきりしないので、リゲル側はいつか再撮したいです。 M42の西側で星雲が斜めにすっぱり切れたように暗くなっています。これは実際にはどういう事になっているのか興味があります。 |
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M33 2020/10/20 星見櫓にて撮影 L:19,300秒 RGB=12:10:12、150秒 (2*2ビニング) タカハシ FS128改造鏡筒 STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L- MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
20日の夜は非常に良い条件でした。月が沈む頃から薄明開始までフルに利用して2対象撮影出来ました。撮影中寝ていたので、M33のガイド荒れや、Sh2-263のピンボケは朝になって気が付くといういい加減さです。M33の色調はPixInsightのCCだと青くなり過ぎるので、若干補正しました。ガイドが今一つでしたが星雲部分はDynamicPSFとDeconvolutionで補正し、星像についてはMorphologicalTransformationでちょっと修正しました。今回はちょっとだけアンシャープマスクを使ってあります。等倍で見るとDeconbolutionの副作用が銀河中心部の輝星に見られ、赤いHii領域なのかノイズなのか判断できない部分もありますが、128㎜F6.1では頑張ったと思います。 | ||
Sh2-263 2020/10/20 星見櫓にて撮影 L:32,300秒 RGB=12:12:12、150秒 (2*2ビニング) タカハシ FS128改造鏡筒 STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L- MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
Sh2-263は周囲に淡いガスが溢れているので、もっと明るい光学系で撮影したらどのように写るのか興味があります。とりあえず今回できる精いっぱいの炙り出しです。何とも捉え所のない星雲ですが、ナローバンドで撮影したら思いもよらない構造が出てくるのかな?などと思いつつ背景を平面にする事に集中しました。こういう時DBEは禁物でABEもFunctionDegreeを2以上にするとありもしない濃淡を作り出してしまうので注意が必要です。じゃあどうしたかと言えば、フラットをしっかり合わせる事と、極力FunctionDegree=1的なグラデーションを使う事です。これまで淡い星雲画像ではDeconvolutionを使う事はあまりなかったのですが、今回は若干ピンボケなので全体をDeco出来たら良いのだろうと考えてはいました。これまでの経験ではマスク無しで全画面に均等にDecoを用いるなんて不可能と思っていたのですが、折よくBenさんの動画を見つけて、試してみたら良い感じにDeco出来ました。しかもMLTによるノイズ軽減も自分の中でちょっとしたブレイクスルーがあって、これまでよりしっかり出来るようになりました。PixInsightは本当に奥が深いです。小手先の小技でも、理論的パラメータ調整でも、それなりに効果を実感できるソフトは凄いと思います。 RGB画像にはMultiscaleLinearTransform、全体にはTGVDenoiseを強めに使って荒れを抑えてあります。 |
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オリオン座 リゲル周辺 2020/9/28 EOS6D改造機 Nikkor AiS180ED F2.8SF4 ISO3200 120秒45枚スタック VixenGPD改造機 M-GENにてオートガイド +ディザリング |
月の入りが2時40分、薄明開始が4時8分ギリギリの時間でしたが、何とか画像処理出来ました。月も月齢が11を超えているので2時を過ぎてもカブリが強く、結局2時30分頃までの撮影分は使えずスタックしたのは45枚、その内比較的星の滲みが少ないコマ22枚、撮れただけ儲けものでした。 Nikkor AiS180EDレンズはフィルム時代に天体写真に適した望遠として広く愛用されていたレンズです。高性能レンズがどんどん開発されている昨今、果たしてどれくらい見劣りするのか、興味深いですよね。 とりあえずF4まで絞らなければ使えない時点で一段暗い訳ですが、それはISO3200、120秒露出とディザリングでカバーして、絞りの羽の枚数が光条に影響していますがそこは目をつぶり、上を向けると重さでピントがずれるのは固定方法を工夫して、まあなんとかこんな感じに仕上げました。 私、個人の感想ではこの写りで十分楽しめます。もちろん最新のデジタル対応レンズを使えば更に良くなる事は分かるのですが、それはレンズの性能による向上であって、私には関係ない部分の話なので、それほどモチベーションがあがらず購買意欲は湧きません。偏屈なんですよ・・・ |
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アンドロメダ大銀河 M31 2020/9/16 NikonD800無改造 Nikkor AiS180ED F2.8S F4, ISO3200, 90秒 18枚スタック スカイメモRにてガイド |
Nikkor AiS180ED F2.8Sを35㎜サイズのデジタル撮影でも使えるかどうかを試しました。 撮影時間が限られていたために木の梢が入った部分をトリミングしてありますが、比較的良い星像なので、EOS6Dでも挑戦する事にしました。 問題はマウントアダプタの強度不足(レンズが重すぎる)、ピントリングの固定等ですが、EOSkissX7の補強装置を改良して使う事にしました。以前は黒のリングだけでピントのずれを固定していたのですが、バランスがとれる部分にもう1つリングを付けて(銀色)、これだけで全体を保持出来るように工夫したので、ピントの調整が楽になりました。重心位置で固定しているのでマウントアダプタのたわみも殆ど気になりません。さらに写真に写っているVelbonのアダプタにはM-GENで使ってるアルカスイス規格のクランプがそのまま着脱出来るという幸運もありました。そんな訳で、すんなりGPD改でM-GENガイドが実現しました。 これまでBKでの撮影を試した中ではBorg77EDⅡの次に重たいですが、このサイズなら気軽に星見櫓BKに持って上がれます。BK++計画が実現して階段が付けばVC200Lでも問題なく上げられるようになると思いますが、この秋は間に合わないので、77EDの330㎜と、この180mmで撮影対象を選びます。 |
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IC59, IC63, vdB4 2020/8/25 Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200 露出90秒107枚スタック VixenGPD改造 M-GENにてガイド+ディザリング |
カシオペア座のα星周辺の領域は、淡いガスが漂っています。実際に位置関係がどうなっているのかは分かりませんが、撮影して面白い領域であることは間違いありません。 IC59,IC63から続く部分は星野写真でも赤く表現されていますが、vdB4辺りから東側の延びる部分は実際に色があるのかないのかはっきりしません。暗黒帯のようにも見えますが、今回は色が付きました。無理やりという感じもするので、本当はないのかもしれません。 |
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IC1805, IC1848 2020/8/25 Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200 露出90秒86枚スタック VixenGPD改造 M-GENにてガイド+ディザリング |
秋の定番、もうちょっと西側に構図をとった方が良かったかもしれません。 330㎜に35㎜サイズのEOS6Dだと、ちょうど良い画角です。 125SDよりも口径食の影響が少なく、星像は良好です。 |
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NGC7635(しゃぼん玉星雲), M52 2020/8/24 L:15,300秒 RGB=11:10:12、150秒 (2*2ビニング) タカハシ FS128改造鏡筒 STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
この組み合わせだとF6.1となり、しゃぼん玉周辺の淡い部分を狙うにはちょっと暗いです。露出を倍に延ばすべきだったのですが、ガイドが安定せず歩留まりを上げるためにしゃぼん玉に狙いを絞って300秒で撮りました。 FS128を使うにあたり、大昔のT型プレートを引っ張り出してきて使ったのですが、ガイド鏡が昔よりずっと軽いので上手くバランスが取れなかったのが原因だったかもしれません。とりあえずネットで手頃なアルミ板を見つけて親亀子亀方式に変更したので、次回からは必要があれば10分露出出来ると思います。 |
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NGC7293(らせん星雲) 2020/8/18 L:21,300秒 RGB=8:9:11、150秒 (2*2ビニング) タカハシ FS128改造鏡筒 STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
以前借りていた借家の庭では南天が撮れなかったので、このらせん星雲もあこがれの対象でした。 今回は星見櫓からですが、いつかはBKから撮影したいです。 |
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M74 2020/8/18, 8/24 L:25, 300秒 RGB=11:11:9、150秒 (2*2ビニング) タカハシ FS128改造鏡筒 STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
780㎜ではちょっと足りませんね。Mナンバーでも銀河は難易度高いです。 |
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ネオワイズ彗星 2020/7/17 NikonD800 タムロン70-300mm F4.5,140mm ISO3200, 10秒 固定撮影、1枚 NikonD800, Nikkor28mm(F1.8) F2.8, ISO1600, 2.5秒 固定撮影、1枚 |
久しぶりに明るい彗星でした。 帰り道なので盛り上がりはなかったですが、見ることが出来て良かったです。 記念に写真も撮れました。梅雨時で空が良くなかった事が残念です。 |
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とかげ座から天の川へ 2020/6/23 Nikkor 58mm(F1.4)F4程度 EOS6D(改造)、ISO3200、露出90秒119枚スタック VixenGPD改造+M-GENにてガイド+ディザリング |
一か月以上撮影出来ないので、当然ホームページの更新も進みません。 昔だったら画像処理とか新機材の調整とか書く事もあったのでしょうが、最近はからっきしです。 飽きた訳ではなく、晴れたら撮影したいと思ってはいますが、現状何も買いたくないし、画像処理も新しい工夫はありません。○○の一つ覚えのPixInsightとフォトショップ2020・・・。 世の中はCMOSカメラとナローバンド撮影が主流になりつつあるようですが、個人的にはあまり食指が動きません。ハーモニックドライブは軽くて積載重量は大きいので星見櫓BKに持って来いとは思いますが、++計画の見通しが立たないので何も出来ません。そんな事をしているうちに空はスターリンク衛星で埋め尽くされ、温暖化で大気中の水蒸気が増えてますます晴れなくなり、その上大きな火山が大噴火しようものなら、生きている間に星空を楽しむ事は出来なくなるのかもしれません。「無駄な投資」の文字がちらつく今日この頃です。 このネガティブスパイラルを脱するには、早急に++計画を実行すべきとは思うのですが、COVID-19の見通しが立たないと進められません。実際、何事もなければこの春完了していたかもしれない++計画なのです。 全部コロナが悪い!ということで、せめて下の5月撮影分位はコメントを入れたいのですが、 77EDⅡ+F4DGは凄く相性がいいなと感じるくらいで、取り立てて書く事もなく・・・またスパイラる。 |
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ケンタウルス座Aとオメガ星団 2020.5.29、星見櫓BKにて Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200、露出90秒18枚スタック、最初の一枚に合成 VixenGPD改造+M-GENにてガイド+ディザリング |
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さそり座アンタレス付近の散光星雲 2020.5.29、星見櫓BKにて Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200、露出90秒46枚スタック VixenGPD改造+M-GENにてガイド+ディザリング |
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彼岸花星雲NGC6357と 出目金星雲NGC6334 2020.5.29、星見櫓BKにて Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200、露出90秒、16枚スタック VixenGPD改造+M-GENにてガイド+ディザリング |
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三裂星雲M6と干潟星雲M8 2020.5.29、星見櫓BKにて Borg77EDⅡ+F4DG(F4.3 330㎜)、EOS6D(改造)、ISO3200、露出90秒64枚スタック VixenGPD改造+M-GENにてガイド+ディザリング |
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2020/5/22 NikonD800, Nikkor14-24mm(F2.8) F2.8, ISO3200, 30秒 固定撮影、1枚 2020/4/7 NikonD800, Nikkor28mm(F1.8) F2.8, ISO3200, 10秒 ソフトフィルター 固定撮影、1枚 |
2020/5/27 今年の冬から春は納得のいく星景写真を撮ることが出来ませんでした。 直焦点も3枚しか撮れていないので、不作な上半期になりそうです。原因は私が古屋君に居る日に限って悪天候だからです。マーフィーの法則ではありませんが、今年は巡り合わせが悪いです。 6月は蛍シーズンです。基本梅雨時になる上に蛍は桜よりも更に計画が立てにくいので、90%以上運任せの撮影になりますが、天の川の下を飛びう蛍を撮りたい(見たい)です。 |
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Sh2-101チューリップ星雲 2020/4/27 星見櫓にて L:13枚 300秒 R:G:B=10:9:10枚 2*2ビニング 各150秒 タカハシ FS128改造鏡筒 + STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
この領域は星が多すぎるので、ナローバンド撮影したり、星マスクやStarNet++を使って星雲を強調する作品が多いのですが、あえて星が煩すぎる感じにしてみました。星の色も結構綺麗に乗ったと思います。 星雲は形が良く分からないほど星にうもれてしまいましたが、天の川が濃い白鳥座の中の星雲ですからこんな感じもありかな?と自分では思っています。 |
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NGC4631,NGC4656周辺, 2020/4/27 星見櫓にて L:16枚 300秒 R:G:B=6:6:7枚 各300秒 タカハシ FS128改造鏡筒 + STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
この二つの銀河を構図に入れた作品に昔から憧れていました。NGC4631は鯨以外の何物にも見えませんからね。マッコウクジラならゼントラーディ―の戦艦ですが、どちらかというとシロナガスクジラっぽいです。 もう一つのNGC4656は青くて不思議な形でホッケースティック銀河とも呼ばれているようですが、スティックの先にあたる部分はNGC4657で、二つが衝突した状態という事なのでしょう。 NGC4631は周辺が淡く、内部に複雑な構造とカラフルな色彩が見られます。これを画像処理で表現するのは面倒なのですが、StarNet++のお蔭で非常に良いマスクを得られるので、以前VC200Lで撮影した時よりは上手く表現できました。もうちょっと解像度が欲しいのですが、新潟でこの機材では限界かもしれません。 |
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M106周辺 2020/3/17 星見櫓にて L:15枚 300秒 R:G:B=8:8:8枚 各300秒 タカハシ FS128改造鏡筒 + STレデューサ(780mm) ATIK383L+ QHY5L-Ⅱ + MaxImDLPro5 アトラクス赤道儀(K-Astec改) |
2020年最初の撮影になってしまいました。 今年はお天気も悪かったですが、天候と私の予定が上手くかみ合わず、この日も午後会議の後古屋君に戻って撮影ということで、何とかものに出来た快晴でした。これが2020年のほぼ初撮りですから、新潟って本当に星屋には辛い天候です。 FS128はフィルム時代に作られた絞りリングの無い鏡筒とBorgのヘリコイドを組み合わせた改造鏡筒です。デジカメの感度が上がったら何時か使おうと思って十数年・・・。気が長いというか何というか。残念ながらNikonのカメラマウントでは周辺減光が大きく残念だったのですが、おそらくCanonならフルサイズでも問題なく使えるので、一通り冷却CCDを使ったらデジカメで撮影してみようと思います。また、近年主流になりつつあるミラーレスならあまり気にすることも無いかもしれませんから、機材の進歩は本当にありがたいです。 FS128は同じ120㎜クラスのBorg125SDと比較にならないほど長いので、撮影時の取り回しに若干問題があり、天頂付近で三脚に当たる事が多くなるので撮影時間が短くなります。そのためにピラーを用意するか・・・?悩ましい所ですが、コロナで頓挫しているBK++計画と合わせて考えていこうと思います。 |